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破綻しない有料老人ホーム資金計画

有料老人ホームの資金計画の重要性と、陥りやすい資金計画の罠について

3.有料老人ホーム入居にかかる費用を知る

有料老人ホームに関するトラブルで最も多いものが「費用」に関するものです。

こうしたトラブルを防ぐために、まずは「有料老人ホームでかかる費用」についてひと通り内容を確認し理解しておきましょう。

4.資金計画をたてる~破綻しない資金計画作りの重要性

最近では入居費用0円の有料老人ホームなど低料金で入居できるホームも増えてきました。しかしながら、せっかく手間ひまかけて有料老人ホームをきめたのに資金ショートによって退去せざるを得なくなるのはやりきれません。特に入居時にある程度のまとまった費用を支払っていれば尚更です。
ここでは、破綻しない資金計画をたてるためのポイントを交えながら、資金計画の立て方について説明します。

1.現在の資産をまとめる
  1. 預貯金、退職金
  2. 所有不動産の売却
    評価価値が下がるケース、ホームへの支払が近くなり売り急ぐことで価格を下げざるを得なくなるケース
  3. 株式や国債など
    株価が下落するケース
  4. 子供などの親族からの援助
2.将来の収入予定をまとめる
  1. 預貯金利息、株式配当、不動産収入など現有資産の運用
    株価下落、不動産の借り手がつかないなどのリスク
  2. 年金収入
  3. 子供などの親族からの援助
    親族の経済的状況の変化(給与ダウン、失業、私立学校進学による教育負担増など)によって、援助できる金額が下がったり、全く援助できなくなるケース。予め、援助見込み額全額でなく数10%カットした金額で資金計画をたてておくとよいでしょう。
3.現有資産と将来収入を合計し、ホーム入居後に支払える総費用を計算する
ご自分の年齢における平均余命に数年の余裕(年齢が若いほど多く持たせる必要があります)を持たせた年数(月数)を計算し、それに「2.将来収入予定」を乗じ、さらに「1.現有の資産」を加えたものが、有料老人ホーム入居後に賄うことができる費用合計です。

※平成21年簡易生命表
60歳

[男性] 22.87年 [女性] 28.46年

65歳 [男性] 18.88年 [女性] 23.97年
70歳 [男性] 15.10年 [女性] 19.61年
75歳 [男性] 11.63年 [女性] 15.46年
80歳 [男性]  8.66年 [女性] 11.68年
85歳 [男性]  6.27年 [女性]  8.41年
90歳 [男性]  4.48年 [女性]  5.86年
4.余裕をもたせた資金計画をたてる
『3の計算で算出された総合計金額』と『希望とする有料老人ホームにおける3で求めた想定居住月数分の必要費用合計(NHK等のホーム以外に支払う固定費見込みを含む)』の差額を計算し、さらに、その差額を「想定居住月数分」で割ってみましょう。それが、毎月の「余裕資金」となります。
有料老人ホームで暮らしはじめた後に、病気やケガによる通院・入院といった医療費・薬代、自身の趣味嗜好等に使う小遣い、将来の利用料値上げなどに予備として確保する部分 等となります。希望するホームの月額利用料の体系やお身体の状態などにもよりますが、この余裕部分が5~10万円以上は残すようにしておきましょう。

また、一旦資金計画をたてたら、親族の方や専門家の方(取引銀行の担当者やファイナンシャルプランナーなど)にも問題がないかチェックしてもらっておくと、より安全でしょう。

excel 有料老人ホーム 入居資金計画(Excel版)
資産状況やホームに支払う一時金・月額利用料等を入力することで、簡単に資金計画をたてられます。
資金計画作成の参考にしてください。
資金計画作成Excelプレビュー
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