SEOスパムとは?
SEOスパムとは、ユーザーや検索エンジンの目を欺いて、不正に検索順位を上げることです。
これには大きく分けて「ページ内の不正スパム」「ページ外(リンク)の不正スパム」の2つがあります。
一昔前までは、背景と同一色テキストやフォントサイズを読めない位にまで小さくして、上位掲載の目的とするキーワードを「隠したり」「詰め込んだり」しているサイトが多く見受けられました。しかしながら、検索エンジン側の技術の進歩により、そういったサイトは「スパム」としてペナルティを受けるようになり自然と減ってきました。
まずは、どういったことが「スパム」なのか?の前に、主要検索エンジンのガイドラインを押さえておきましょう。
1.Googleウェブマスター向けガイドライン
2.Yahoo!検索コンテンツ品質ガイドライン
3.LiveSearchガイドライン
ページ内要因による検索エンジンスパムについて
ロボットと人が見るHTMLソース自体は同一でロボットとブラウザの解釈の違いを悪用したスパム
- 隠しテキスト
- ①背景色と文字色を一緒にすることでテキストを見えなくする
②HTMLタグにdisplay:noneやvisibility:hiddenを設定して見えなくする
③スタイルシートを使ってブラウザの画面以外のところに文字を表示して見えなくする
④フレームの非表示枠に文字を表示して見えなくする
といった手法でユーザーには見えない形(だが、クローラーには読める)で不当にキーワードの頻度等を増やすことを目的とした文字。
いずれも、それが直ちにスパムということでは無いが、程度等によってスパムと判断され検索順位を落としたりする。なお、背景色と同一文字色の場合はGoogleロボットが自動判別するため無意味化している。 - スタイルシートを使ったタグ本来の意味の表示をすり替えるスパム
- 一昔前までは、H1 > H2 > H3タグを使うことで検索エンジンに対してキーワードを重み付け(アピール)することが出来ましたが、今ではスパムが多くなったことにより大分価値が下がっています。H1やH2に設定しているテキストを必要以上に小さくしたり本来の意味と表示上の大きさが矛盾しているようなものを差します。ただし、一般に検索エンジンはスタシルシートを読みませんので、これによってペナルティを受けるということは無いでしょうが、「1ページに複数のH1タグがある」「文書の論理構造に一致しない」ようなものは何らかのペナルティを受ける原因の1つになることがよくありますので注意が必要です。
- キーワードスタッフィング
- 小さな画像やまったく関係のない画像のALT属性にキーワードを詰め込む方法。
ロボットが読み込むホームページと人がブラウザで見るホームページでそれぞれ 別のHTMLソースを見せるスパム
- スプラッシュ画面スパム
- JavaScriptにより、人が見ているブラウザではホームページが開かれた瞬間に別のホームページに自動転送される。ロボットはJavaScriptが出来ないため最初のホームページを読み込むが、最初の画面ではデザイン等を気にせずにSEO対策が施されているため上位表示となり得るもの
- クローキング
- 一般のユーザーが訪問した時は通常のサイトを表示し、検索エンジンのロボットによるアクセスの場合にはSEOで最適化された別のページを見せる手法。
- エージェントネームデリバリー
- クローキングの手法の1つ。環境変数のHTTP_USER_AGENTを使ってユーザーエージェント名を判断し、普通のブラウザのユーザーエージェントがMozillaに対しGoogleのユーザーエージェントがGooglebotであることを利用してロボットに対してはSEO対策済みのFTMLファイルを配達(デリバリー)する手法。
- IPデリバリー
- クローキング技術の1つ。リクエスト元のIPアドレスを悪用したSEOスパムのこと。GoogleのIPアドレスを判別してエージェントネームデリバリーと同様にロボットに対してSEO対策済みのHTMLファィルを送信すること。
ページ外要因による検索エンジンスパムについて
ページランクをあげることを目的としたスパムで、より多くのリンクを不正に増加させてターゲットとなるホームページのページランクをあげること。
- 隠しリンク
- 背景と同一色の文字や小さな透過GIF画像にユーザーに見えない(が、クローラーには読める)リンクを設定し、不当にリンク数を増やすことを目的としたリンク。デュープリケイトコンテンツと目的が同じ。
- デュープリケイトコンテンツ
- 直訳は複製。類似のコンテンツを複製したホームページを大量生産すること。同じ意味でミラーページとも言う。隠しリンクと同様に多くのホームページから自分のサイトのトップページにリンクを集める手段。
- リンクファーム
- LINUX用語の「Link Farm」から転じてホームページの所有者が自分のリンク集を謙譲的に「つまらないリンク集ですが・・・」と呼ぶことに由来。SEOの世界ではページランクをあげることを目的としたつまらない相互リンクを構築しているグループ。
※その他、SEOスパムについてはこちらもご覧ください。







